愛知用水の歴史
年 | 月・日 | 事 項 | 内 容 | 資料番号 | 備 考 |
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7月7日 | 中日新聞(尾張版)に「木曽の水を知多に引水」の記事掲載。 | 「木曽の水を知多に引水」中日新聞(尾張版) 尾張平野を縦断延々百キロの大運河 干害に悩む「半島の夢」 干害に悩む知多半島に木曽川の水を引こうと、懸案の運河設置問題が郡内有志の間に、真剣に取り上げられている。郡農業会田村局長、八幡町篤農家久野庄太郎、知多地方事務所青木農地課長らが集まって、半島の発展には恒久的な干害対策と工業用水の設備が第一だと、近く開発期成同盟を結成、同志に呼びかけることになった。 構想は岐阜県の木曽川上流に水源を求め、丹羽、東西春日井、西加茂、愛知郡から鳴海、大府町を経て、半島(用水路約百キロ)を貫流させようとするもので、これによって三千町歩が浮き上がり、約一万町歩の水田をうるおし、染色、織布などに影響するところが大きい。 |