愛知用水の歴史
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年 | 月・日 | 事 項 | 内 容 | 資料番号 | 備 考 |
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昭和36年 (1961年) | 1月12日 | 事業基本計画の概要の一部変更告示。 | |||
1月15日 | 事業実施計画変更書縦覧。 | 関係市町村役場において、1月15日から2月3日まで20日間、事業実施計画変更書を縦覧。 | |||
2月1日 | 廻間チェック工事着手。 | ||||
2月7日 | 農林大臣、事業実施計画変更に関する法手続完了公告。 | (総事業費331億円から423億円に変更) | |||
2月9日 |
農水省・公団に要望。 |
負担金、冬期通水など |
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2月10日 | 公団は、木曽川水系木曽川河水引用変更(かんがい期間の変更)許可を岐阜県知事に申請。 | ||||
2月28日 | 牧尾ダム本体工事完成。 | ||||
3月4日 | 愛知用水公団法の一部を改正する法律案(豊川事業を吸収)が国会上程。 | ||||
3月10日 |
知多地区営農促進協議会設立総会。 |
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3月31日 | 松野池完成。 | ||||
4月12日 |
農林省と愛知県は愛知用水事業の負担金にかかる基本的事項について了解。 |
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4月13日 |
愛知用水施設管理規程告示。 |
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4月15日 | 施設管理規定縦覧。 | 施設管理規定により、4月15日から5月4日まで20日間関係市町村に縦覧。 | |||
5月24日 | 6月末通水を達成するため「愛知用水の愛知県委託支線水路事業の工事施行について」の依命通達。 | ||||
5月28日 |
牧尾ダム完工式。 |
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5月31日 | 幹線水路の試験通水開始。 | ||||
6月 | 支線水路工事完成。 | ||||
6月12日 |
施設管理規程に関する諸手続完了の旨告示。 |
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6月22日 | 吉田茂元首相が愛知用水を訪問。 | 濱口総裁、桑原愛知県知事、久野庄太郎 | |||
6月23日 |
愛知用水テスト、夢の用水が112kmを通って終点の美浜町内福寺に到着。 |
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6月26日 | 梅雨前線豪雨(36.6梅雨前線豪雨)により災害発。通水式延期。 愛知用水土地改良区、管内に5か所の管理事務所設置。 | ||||
6月27日 | 愛知用水完工記念碑文(兼山取入口)除幕式。 | 「この木曽の水は百年の 夢をうつゝに愛知用水 として濃尾の野をうるほす ゆくてに幸多かれ 昭和卅六年六月廿七日 濱口雄彦書」 | |||
7月7日 |
愛知用水通水記念切手発行。 |
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8月 | 上野浄水場(水道用水)完成。 | 1日最大能力1万6千立方メートル | |||
8月31日 | 御岳・常磐両発電所に対する損害補償(仮締切一部流出1958年8/26)に関する覚書を関西電力と締結。 | ||||
9月23日 | 農村同志会が愛知用水完工報告祭を開催(堀田稲荷神社)。 | ||||
9月25日 | 物故者慰霊碑、完成記念碑除幕式(兼山取水口)。 | ||||
9月30日 |
愛知用水通水式。 |
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10月 | 東海製鐵㈱冷延工場稼働。工業用水暫定通水。 | ||||
10月1日 | 濱口総裁退任し、新理事長に成田努氏就任。 | ||||
10月1日 | 愛知県水道部設置。豊川用水事業の受託に伴い「愛知用水課」を「農業用水課」と改称。 | ||||
10月16日 | 愛知用水管理事業所設置。 | ||||
10月17日 | 木曽川水系木曽川の河水引用変更(かんがい期間の変更)が岐阜県知事から許可。 | 夏期(5/1~10/3) 冬期(10/4~4/30) 農業用水 28.60m3/s(30,674.9ha) 0.566(487.7ha) 岐阜 1.83m3/s( 487.7ha) 0.566(487.7ha) 愛知 26.77m3/s(30,187.2ha) - 都市用水 1.700 1.570 上 水 1.007 0.877 愛知 1.007 0.877 工 水 0.693 0.693 岐阜 - - 愛知 0.693 0.693 | |||
11月 | 上野浄水場(工業用水)完成。 | ||||
11月13日 | 水資源開発促進法、水資源開発公団法公布。 | ||||
11月30日 |
愛知用水竣工祝賀式(愛知県主催、愛知県文化講堂)。 |
E.F.A.との間に「技術援助協定に基づく役務の完了についての協定書」が調印され、5年有半にわたる契約解除。 E.F.A.等の技術導入の特徴 支線水路の路線選定の特徴 |
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12月1日 | 愛知用水工業用水道第一期事業営業開始(上野上水場給水開始) | ||||
12月11日 |
昭和36年6月の水害に係る施設の災害復旧事業に関する愛知用水公団法施行令の臨時特例に関する制令。 |
災害復旧事業費内訳 電 力 3 3 |
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12月17日 | 東郷調整池完工式。 | ||||
12月18日 | 王滝発電所一部設計変更(揚水機能付与)等に関し関西電力案に同意。 | ||||
12月20日 | 上水道・工業用水道事業専用施設供給金および共同施設の維持管理費の負担について愛知県と覚書交換。 | ||||
12月20日 | 愛知用水事業に要する費用の負担に関して、愛知県と協定締結(支払い年次表付き)。 | ||||
12月20日 | 牧尾貯水池共同施設負担金支払に関して、関西電力と協定締結(支払い年次表付き)。 | ||||
12月28日 | 発電事業に関する共同施設維持管理費の負担について関西電力と協定締結。 | ||||
12月28日 | 兼山ダム使用料について関西電力と協定締結。 | ||||
12月28日 |
土地改良事業施行申請書並びに土地改良事業着手届 |
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昭和37年 (1962年) | この年 | 1月に上野浄水場、3月に旭浄水場から水道用水の給水が始まる。 | |||
1月31日 | 第1回愛知用水管理委員会開催。 | ・管理部会と配水部会を設置。 ・委員会の議事運営に関する細則を決定。 | |||
2月20日 | 牧尾ダム操作規定及び兼山取水操作規定に関して関西電力が同意。 | ||||
3月3日 | 昭和36年梅雨前線豪雨による災害復旧事業に要する費用の負担について愛知県と協定締結。 | ||||
3月16日 | 愛知用水事業に関する費用の負担について岐阜県と協定締結。 | ||||
3月23日 | 昭和36年梅雨前線豪雨牧尾ダム関係災害復旧工事費の分担額について関西電力が同意。 | ||||
4月1日 | 愛知用水施設の仮管理に関する協定を愛知県・可児土地改良区と締結。 愛知県農林部農業技術課に営農指導係を設置。 | ||||
5月1日 | 愛知用水施設管理規定第6条に基づく施設の管理に関する委託協定を入鹿用水土地改良区と締結。 | ||||
5月1日 | 愛知用水土地改良区と公団は「愛知用水施設の仮管理に関する協定」締結。 | ||||
5月1日 | 水資源開発公団発足。愛知用水営農指導要綱の制定。 | ||||
5月2日 |
愛知用水土地改良区、市町村長を構成員として「参与会」を設置。 |
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6月4日 | 東郷ダム記念碑除幕式、かんがい記念式(河野農林大臣等出席)。 | ||||
7月 | 犬山頭首工完成(国営濃尾用水土地改良事業)。 | ||||
8月27日 | 農林省・公団・愛知県は農民賦課金の基本方針を決定。 | ||||
●月 | 離島振興法により海底送水管で師崎−篠島・日間賀島送水開始。 | ||||
12月27日 |
愛知用水事業に要した建設費の賦課処分を愛知・入鹿・可児各土地改良区に対して実施。 |
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12月27日 |
昭和36年梅雨前線豪雨による災害復旧費の賦課処分を愛知・入鹿両土地改良区に対して実施。 |
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昭和38年 (1963年) | この年度 | 年間使用水量 143百万m3(農業:65%、水道:9%、工業:26%) | |||
9月6日 |
愛知県および公団は、建設負担金徴収のため、受益面積再調査の実施を決定。 |
10月、県・公団・市町村・土地改良区による受益面積再調査開始とある。 |
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12月 | 上野浄水場の工業用水の給水能力、1日最大17万2,800立方メートルに拡大。 | ||||
昭和39年 (1964年) | 5月16日 | 愛知用水管理事業所を管理部に統合、管理・徴収体制の一元化を図る。 | |||
7月2日 | 愛知県知事は、工業用水3㎥/s追加取水に伴う水利権の取得について公団に申し入れ。 | ||||
7月18日 | 公団は岐阜県知事に対し、工業用水3㎥/s取水に関する水利権の変更を申請。 | ||||
7月28日 |
愛知県・岐阜県および公団は、工業用水3㎥/s取水に関する水利権変更の処理について協議し、方針を決定。 |
7月27日のものもある。 |
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8月27日 | 愛知県知事は関係市町村長に対し、受益面積再調査の協力依頼。 | ||||
9月5日 | 工業用水3㎥/sの取水に関する水利使用変更許可命令書が、岐阜県知事から公団に交付。 | 夏期(5/1~10/3) 冬期(10/4~4/30) 農業用水 25.60m3/s(23,510.9ha) 0.566(487.7ha) 岐阜 1.83m3/s( 487.7ha) 0.566(487.7ha) 愛知 23.77m3/s(23,023.2ha) - 都市用水 4.700 4.570 上 水 1.007 0.877 愛知 1.007 0.877 工 水 3.693 3.693 岐阜 - - 愛知 3.693 3.693 | |||
10月1日 | 成田理事長退任し新理事長に塩見友之助氏就任。 | ||||
11月26日 | 可児土地改良区は、岐阜県可児町営工業用水道事業として、0.3㎥/sの農業用水転用を公団に申入れ。 | ||||
12月3日 | 公団に副理事長を本部長とする賦課徴収促進対策本部を設置し、農民建設負担金の円滑な徴収確保を図る。 | ||||
12月18日 | 工業用水3㎥/s追加取水に伴う関西電力兼山・今渡発電所における減少電力量補償について、公団と関西電力の間で覚書き締結。 | ||||
12月25日 | 可児町から町営工業用水道事業として0.3㎥/s取水を公団に申入れ。 | 公団より建設負担金が土地改良区に一括賦課される(賦課面積=21,669.5ha、負担金= 58.8億円) | |||
12月27日 | 公団より建設負担金が土地改良区に一括賦課される(賦課面積=21,669.5ha、負担金= 58.8億円)。 | ||||
昭和40年 |
この年 |
知多浄水場(工業用水)の給水開始。 |
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1月25日 | 工業用水0.3㎥/s取水に伴う施設管理規定の一部変更に関する諸手続を完了の旨公告。 | ||||
2月22日 | 可児町・可児土地改良区および公団は、町営工業用水道0.3㎥/sの取水に伴う処理について方針を決定。 | ||||
2月27日 | 公団は岐阜県知事に工業用水0.3㎥/s取水に関する水利権の変更を申請。 | ||||
2月28日 |
公団・県および愛知用水土地改良区は、受益面積再調査実施の中間結果として、約10,000haの水利用面積を明らかにする。 |
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3月31日 | 工業用水0.3㎥/sの取水に関する水利使用変更許可命令書が、岐阜県知事から公団に交付。 | 夏期(5/1~10/3) 冬期(10/4~4/30) 農業用水 25.30m3/s(23,510.9ha) 0.266(487.7ha) 岐阜 1.53m3/s( 487.7ha) 0.266(487.7ha) 愛知 23.77m3/s(23,023.2ha) - 都市用水 5.000 4.870 上 水 1.007 0.877 愛知 1.007 0.877 工 水 3.993 3.993 岐阜 0.300 0.300 愛知 3.693 3.693 | |||
4月5日 | 愛知用水土地改良区は、臨時総代会において、1965年度建設負担金として10a当たり平均1,000円の徴収を可決。 | ||||
5月 | 佐布里池完成 | ||||
6月25日 | 木曽水系を水資源開発促進法に基づく開発水系に指定。 | ||||
12月9日 | 農林省・公団および愛知県は、愛知用水農民負担金の処理対策について基本的に了解。 |